都営住宅のメリットとデメリット 新着記事一覧

都営住宅のデメリット

いろいろと都営住宅のメリットを前回は記載してきましたが、やはりデメリットというものも当然あります。
最近の都営住宅は高級マンション顔負けの豪華なものもありますが、大半は団地タイプのあまり人気のない物件です。
しかも、いろいろな事情のもと老朽化もかなり進んでいて、見た目によくない物件もかなりあります。

そりゃあ、最新の都営住宅にも空いている部屋もあるとは思いますが、空室があるからと言ってすぐに入居できることはありません。
やはり最新の都営住宅には入居の応募者が多くて何百倍〜にもなります。

それに、都営住宅には応募できる期間が決まっていて年に2回だけです。
5月と11月にそれぞれの区役所に申し込みます。
その結果は抽選で6月と12月によく商店街の福引などにみられるガラガラによって抽選されます。
詳しいことはお近くの区役所でその時期が近づくと、パンフレットで配布されます。

どこでもいいから都営住宅に入居したいという人なら、かなりの確率で入居できますが、倍率の低い都営住宅に応募さえすればOKです。
ですが、競争率が低いということはなにか理由があるわけで、1番の原因はやはり古くて老朽化しているということです。
それに古い都営住宅には、昔からの人たちのコミュニティが完全に出来上がっています。

月に一度の集会や、掃除など近所付き合いが重視されています。
その中に新入りとして入っていくわけですから、ある程度の覚悟が必要です。

口コミではこの近所付き合いによるストレスが一番のネックになっているようです。

都営住宅のメリット

都営住宅に人気が集まるのは、なんといっても格安な家賃が原因ですね。
同じ環境なら、安い家賃がいいに決まっています。

都営住宅をあまりご存知でない人は、家賃が安いけれど古くて汚いから都営住宅はあまり・・・・。
という考えの人も多くいてると思います。

もちろん都営住宅はかなり築年数が経っていて、老朽化しているものもかなりあります。

ですが、最近に建設されている都営住宅のなかには、分譲住宅のような豪華なマンションタイプの物件もあります。

一昔前までは都営住宅というと、団地タイプで同じ建物が何棟も並んでいて、壁に番号がふってある味気のない建物を思い浮かべます。

ですが、東雲や勝どきのほうの海浜部分には各棟にそれぞれ違う建築デザイナーが担当して、感覚を競い合っています。
これまでの画一化された都営住宅を想像している人には、驚きしかありません。
それぞれの部屋の内装もかなり凝ったつくりで、ロフトがあったり、部屋の中に中庭があったりと高級分譲マンションそのものです。
建築やインテリアデザイナーがそれぞれの個性を十分に発揮しています。

これが、世間の相場の何割かの家賃で入居できるので、応募が集中するのもムリのないはなしです。

都営住宅の歴史

都営住宅は第2次世界大戦後の東京の住宅難を解消するために、東京都が公共事業の一環として建設しました。
東京大空襲により一面が焼け野が原になってしまったために、家をなくしてしまった人たちや終戦で疎開先からかえってきた人たち、戦地から戻った人たちを救済するために都営住宅は早急に必要になってきたのです。

昭和23年に都営住宅285戸の募集をした際には、応募者が49000人となんと倍率が170倍という驚くべき数字でした。
東京市営真砂町住宅や東京市営古石場住宅など、まだまだ木造一戸建ての住宅でありました。
これらが戦後の都営住宅のはじまりとされています。
1931年には東京府営西巣鴨共同住宅、その翌年の1932年に三河島共同住宅などの都営住宅が続々と建設ラッシュとなりました。

これらの木造一戸建てから、徐々に鉄筋コンクリートの団地タイプへと徐々に都営住宅は変化していきました。
まず1948年には東京都営高輪アパートが戦後初となる鉄筋コンクリートの都営住宅として建設されました。

さらに1951年に東京大学建築学科の吉武泰水を代表とするチームが提案をした「51C型」でした。
この「51C型」というのは都営住宅の間取りの形で、現在の2DKの原型となった当時では最新の間取りでした。
「51C型」は、「食卓と寝室との分離」と「親と子の寝室の分離」という現在では当たり前ですが、当時の日本人の生活習慣をガラリと変化させました。

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